FSC森林認証取得のねらい
三菱製紙では、環境憲章において資源の保護・育成と植林木の活用を掲げており、保護・育成を推進する手段としてFSC森林認証の取得に取り組んできました。2002年に南米チリユーカリ植林地で認証を取得し認証材を供給すると共に、国内においても2007年に岩手県岩泉町の社有林は岩泉町グループ認証に加入し、認証取得の一歩を踏み出しております。
一方、国内森林の荒廃が問題となっており、適切に森林を管理することが求められています。この度、社有林を通じて適切な森林管理やFSC森林認証に対する理解を深めていただくことを目的に認証を取得しました。今後、具体的にはエコシステムアカデミーの活動で森林環境教育の場として利用することを考えています。
FSC森林認証林の紹介
2009年10月に下記の国内社有林においてFSC森林認証(398ha・・・針葉樹:242ha、広葉樹:145ha、林道他:11ha)を取得しました。今回の認証の取得により、三菱製紙の関連子会社を含めた国内社有林のFSC認証面積は968ha(針葉樹:531ha、広葉樹:418ha、林道他:19ha)となります。なお、三菱製紙の国内社有林の面積は約3,400ha(分収林【約900ha】を含む、針葉樹:約2,400ha、広葉樹他:約1,000ha)です。
FSC森林認証の概要
| 認証機関 | ソイル・アソシエーション |
|---|---|
| 認証番号 | SA-FM/COC-002322 |
| 認証年月日 | 2009年10月20日 |
対象森林(面積:398ha・・・針葉樹:242ha、広葉樹:145ha、林道他:11ha)
- 福島県白河地区社有林(面積:107ha)
村火造林地:福島県西白河郡西郷村大字真船字村火(針葉樹:46ha、林道他:1ha)
欠入造林地:福島県西白河郡西郷村大字真船字欠入(針葉樹:59ha、林道他:1ha) - 青森県七戸地区社有林(面積:291ha)
七戸造林地:青森県上北郡七戸町字野左掛(針葉樹:135ha、広葉樹:145ha、林道他:11ha)
認証書
審査の経過
2008年9月に村火、欠入造林地で事前審査が行われ、その後指摘事項について改善し、2009年6月には七戸造林地で本審査が行われました。

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白河での事前審査

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七戸での本審査
FSC認証社有林の風景

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村火造林地-アカマツ(約45年生)

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七戸造林地-アカマツ(約50年生)

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七戸造林地-保護林(沢地の保護林)
FSC認証林における森林管理方針
森林管理方針
- 健全な水循環と環境保全に配慮した森林管理を行います
・水源林の適切な保全を行います
・土壌の保全や汚染の防止など環境への負荷の軽減に取り組みます
・生態系の多様化を図り、野生生物との共存に努めます
- 広葉樹の森を維持保全します
・天然の広葉樹林を保護します
・持続的な広葉樹資源の利用を行います
- 適地適木による人工林造成と優良木生産を行います
・アカマツを主要樹種とし、人工林資源の持続性に配慮した造成を行います
・経済的持続性とのバランスを図りながら、人工林の適切な管理を行います
・広葉樹との混交や下層植生の繁茂など人工林内の生物多様性を高めます - 経済的持続性の向上を目指します
・多様な生産活動により、継続的な収益の確保に努めます
・林地の保全と作業の安全性を確保しながら、施業の合理化を図ります - 地域社会に貢献する森林管理を行います
・レクリエーション、環境教育、林業体験などの場として森林を積極的に地域社会に提供します
- FSCの原則と規準及び関係法令を遵守します
2008年9月制定



