三菱製紙 統合報告書2023
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塩 水>>>水処理膜基材水処理膜基材18に根差した競争力により拡大◇特殊繊維を使用した機能性膜への展開淡水ネ・通信機器向けに規模拡大※DFR:ドライフィルムレジスト繊維不織布の上市と展開◇ メルトブロー不織布(乾式)市場への参入、機能性濾材等の開発による事業領域の拡大濃縮水コンデンサの分解図RO膜断面図ポリアミド膜ポリアミド膜ポリスルホン膜ポリスルホン膜●フィルター事業◇ 室内換気と環境対策の省エネルギーを両立できる全熱交換器の世界的な需要伸長に即した全熱交換素子事業の拡大●新規不織布領域への参入◇ 耐火・耐熱・不燃・軽量をコンセプトとした超耐熱ガラス●北上工場の新事業展開◇ 北上工場では、既存設備を改造し、減少するイメージング分野から、産業用工程紙などの産業資材分野を中心とする新商品開発により、業態転換を推進セパレータ正負極の分離電解液保持機能性不織布関連事業の深化と拡大エレクトロニクス関連分野の事業拡大その他機能商品事業の更なる拡大電極中期経営計画(2023年3月期~2025年3月期)事業戦略 1●水処理膜基材事業◇ 海外での水ビジネス需要増と高度な不織布生産技術 事業戦略 2●バッテリーセパレータ事業(新抄紙機稼働)◇ 高砂13号抄紙機の営業運転を開始し、自動車・省エ●特殊DFR※を起点とした電子工業材料事業◇ 感光材料で培った高い開発技術体制により、情報通信 技術の高度化に伴うエレクトロニクス関連素材加工用途での規模拡大事業戦略 3●KJ特殊紙㈱製品の拡販◇ KJ特殊紙㈱では、海外での市場拡大が見込まれる化粧紙・テープ原紙について、品質優位性を生かした品揃え拡充等により、更なる拡大安全かつ快適なサステナブル社会の実現に貢献する機能性不織布関連事業の売上を25億円上乗せ(2022年3月期75億円 → 2025年3月期100億円)バッテリーセパレータおよび電子工業材料合計の売上を20億円上乗せ(2022年3月期15億円 → 2025年3月期35億円)産業用特殊紙分野等のその他の機能商品事業においても品揃え拡充・新商品開発等により、売上を55億円上乗せ

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