三菱製紙 統合報告書2023
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3.02.52.01.51.00.50.0201320142015201620172018201920202021202253労働災害度数率の減少2020年(1.95)対比50%削減(2030年)労働災害度数率 1.14比)を向上させ健康保持に努める • メンタル疾患者は産業医との面談を実施、上長は1ヵ月に1回以上のコミュニケーション実施 • 管理職を含む全従業員の長時間労働防止および健康管理ルール順守 • ストレスチェックの結果を踏まえ、職場環境改善のための高ストレス対象職場の研修(ラインケア)等を実施2) 職場衛生環境の改善整備 • 職場巡視(パトロール)による点検と指摘箇所の改善(衛生面)災害度数率休業災害度数率(年)基本方針…「安全と健康を最優先に考える」基本理念のもと、三菱製紙グループの災害ゼロを目指すスローガン…「決めたルールを守り守らせ、災害撲滅」重点目標…「死亡・重篤災害ゼロ」(重篤災害:生命の危機につながる状態)目標死亡・重篤災害件数 0件実績死亡・重篤災害件数 0件災害度数率の推移(本体 + 協力会)労働安全衛生の取り組み 三菱製紙グループの事業活動に携わるすべての人の安全と健康を最優先に考え、安心して働ける災害のない職場環境を実現することを目的に、「安全と健康を最優先に考える」を基本理念とする安全衛生推進計画を策定し、各工場トップと安全管理者(安全担当者)、本社安全担当部門(安全環境品質保証部・人事部)が連携して、安全衛生の取り組みを進めています。●心とからだの健康保持増進 心身の健康管理の取り組みとして、過度な疲労やストレスを引き起こす過重労働の防止に向けて、長時間労働の管理基準を設定して管理を強化しています。1) 心身の健康管理 • 有所見者に対する二次健診を勧奨し、受診率(前年●2022年安全衛生成績●労働災害度数率(安全成績) 三菱製紙グループ(協力会含)の労働災害度数率は、2019年以降、横這いで推移しましたが、2022年は災害の減少により、前年比で0.8ポイント減少し1.14となっています。また、2022年の休業災害度数率は、前年比0.15ポイント減少し0.38となっています。●2023年三菱製紙グループ安全衛生推進計画 三菱製紙グループで働くすべての従業員が、作業時の安全確保を自ら考える様、危険感受性向上の取り組みを進めています。また、各工場トップと安全管理者、本社安全担当部門が連携し、機械・設備の本質安全化も進め、「死亡・重篤災害ゼロ」を達成していきます。●労働災害防止への重点取り組み 作業時の安全確保を自ら考える安全文化の構築、危険の見える化を推進する風土醸成に向けて、以下の4点を重点取り組みとして活動します。 1.過去の重篤災害で実施した対策の確実な水平展開 2.安全活動の活性化 3.事前の3者安全打ち合わせ(事前3者協議)の習慣化 4.『設備の本質安全化』と『危険の見える化・DX化』の推進 また、2023年4月に本社技術本部を新設し、その中の安全環境品質保証部にて安全管理体制を強化します。各工場にも安全環境管理室を新設し、本社と工場が一体となった安全活動を推進すると共に、これらの安全担当部門が積極的に現場へ出向いて、設備の安全性と教育状況の確認、職場安全衛生会議への参加等を行うことで、類似災害の発生防止や安全活動の改善・活性化を図ります。

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