ECF(Elemental Chlorine Free)パルプとは、これまでの分子状塩素による漂白を、ダイオキシン発生のおそれが少ない二酸化塩素やオゾンなどに替えて漂白したパルプのことです。
これにより、排水中の吸着性有機塩素化合物が大幅に減少し、また、クロロホルムの排出も大幅に削減されます。
当社ではISO14001の環境管理システムに則って、パルプ生産を順次ECF漂白に切換えていっております。
 
●ECFパルプ化の推進
従来のパルプ製造では漂白に塩素ガスを使用していましたが、主力工場の八戸工場では、2000年8月より塩素ガスを使用しないECF漂白に転換しました。これにより有害な有機塩素化合物の排出が少ないパルプの生産が可能になりました。
 
化学物質への対応
1.化学物質の管理
三菱製紙では「三菱製紙化学物質管理指針」を、2001年1月に制定しました。RoHS指令を初めとする各種化学物質規制に対応するため、化学物質を禁止物質、削減物質、管理物質に区分するとともに、各工場や研究所では化学物質を使用する際にはこれらの区分にしたがって内容を吟味し、出来上がった製品の安全に対して万全を期しています。更に、資材調達時に於ける化学物質の環境負荷低減を考慮すると共に化学物質管理をより明確にする為に2004年4月に「三菱製紙グリーン調達基準及び要領」を定め活動を始めました。
2.PRTR

化学薬品以外の紙製品等については、AIS(Article Information Sheet:製品環境安全情報シート)により情報提供おこなっています。当社におけるPRTR対象物質は18物質であります。排出の最も多いのはクロロホルムとなっていますが、パルプ漂白に塩素ガスを使用しないECF(Elemental Chlorine Free)漂白の導入等により、年々その排出量を削減しています。

3.有害大気汚染物質対策
大気汚染防止法の改正により有害大気汚染物質の自主取組みが定められ、製紙業界ではベンゼン、ホルムアルデヒド、クロロホルムの3物質の削減に取り組みました。三菱製紙ではベンゼンは当初より排出していません。ホルムアルデヒドについては代替薬品の使用により排出量を減少させ製紙工場では排出量ゼロを達成しましたが、感材工場で若干の排出が認められました。対策が難しいクロロホルムは、パルプのECF漂白を2000年8月八戸工場の3BKPで採用した事などにより、1996年比で約65%のクロロホルムの排出量を削減しています。更に削減を進めるため、2005年8月に八戸工場の2BKPにもECFを採用しました。
 
 
 
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