三菱製紙 統合報告書2025
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15資本効率の向上と株主還元 当社は、資本コストや株価を意識した経営を推進し、PBR改善に向けてROE(自己資本利益率)とPER(株価収益率)の向上を目指します。足元5%前後で推移していたROEを、2027年度には想定株主資本コスト7~8%を超える10%へ引き上げることを目標としています。 株主の皆さまへの利益還元を経営の重要課題と位置づけ、戦略投資、従業員への還元等、将来の投資のための資金を確保しつつ、配当性向30%を目指し、安定的な配当と株主還元の充実を継続的に実施できるよう取り組みます。株主・投資家の皆さま、そしてすべての ステークホルダーの皆さまへ 「SHINKAする130年企業へ」というスローガンは、単なる言葉ではなく、当社の強い決意を表しています。この中期経営計画を通じて、すべてのステークホルダーの皆さまとの対話を充実させ、経営方針や事業内容を深くご理解いただけるよう、コミュニケーションの向上に努めていきます。 皆さまのご意見を真摯に受け止め、経営に活かすことで、企業価値の向上を図り、次の50年、100年へと続く三菱製紙の歴史を築いていく所存です。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

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