三菱製紙 統合報告書2025
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5IJ用紙 中川工場世界初インクジェット専用紙 発売2007年  中国に珠海清菱浄化科技有限公司を設立2011年  東日本大震災発生により特に八戸工場が津波で甚大な被害(同年11月には完全復旧)     興人の化学紙事業子会社である KJ特殊紙株式会社を完全子会社化シルバーマスター専用自動製版機 CP-550北上工場で家庭紙の生産を開始家庭紙ブランド「ナクレ」の立ち上げ家庭紙ブランド「ナクレ」2012年  本社を東京都墨田区両国に移転2016年  王子グリーンリソース株式会社と     共同出資でエム・ピー・エム・王子エコエネルギー株式会社を設立2017年  王子ネピア株式会社と共同出資でエム・ピー・エム・王子ホームプロダクツ株式会社を設立 三菱製紙グループは、2028年4月に創立130年を迎えます。新たなステージに向かって、今後もそのあゆみを止めることなく、“SHINKA”した姿で、産業と社会の発展に貢献してまいります。KJ特殊紙の子会社化(2011)、吸収合併(2024)により化粧板原紙、テープ原紙がラインナップに加わるFSC®森林認証コピー用紙環境配慮製品のインクジェット用紙、包装紙、全熱交換素子を展開2019年  王子ホールディングス株式会社に対する第三者割当増資による新株式の発行、同社の持分法適用会社に2024年  KJ特殊紙株式会社を三菱製紙に 統合、富士工場に改称 研究開発本部 基盤技術センター 富士開発室を設置逆浸透膜エレメント(当社不織布使用)1980年1980〜1990年代バブル景気と平成不況感材部門の躍進家庭紙ブランドの立ち上げ 感材技術が飛躍的に高まる中、当社の三菱カラー印画紙とダイレクト製版システム「三菱シルバーマスター」は国内外で人気を博した。 欧米市場に対応するため、米国とドイツに販売拠点を拡充し、ドイツに情報用紙の生産拠点を設けた。 北上工場は、家庭紙の生産を開始した。1997年2000〜2010年代高まる環境リスクと危機意識機能性商品の開発強化日本初 FSC®森林認証紙の製品化 営業と研究開発が一体となり、環境問題を意識した機能性商品を開発する事業を展開(現機能商品事業部)。 これまで以上に「環境貢献」を重視し、日本で初めてFSC®森林認証紙の製品化を実現。体験型環境学習の場を提供する「エコシステムアカデミー」を開設した。2000年代〜2025年2020年代〜SDGsとカーボンゼロがキーワードに人と自然の共生を目指した商品開発持続可能な素材としての紙 「三菱製紙グループサステナビリティ基本方針」、「三菱製紙グループ環境ビジョン2050」を制定。 資源・エネルギーを循環利用できる機能性商品や廃棄プラスチック削減に貢献できる紙・パルプ製品などの開発、国内森林を守り育てる地産地消型家庭紙製品の製造・販売を進めている。「新たなステージへ」

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