三菱製紙 統合報告書2025
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50130124120123110100201312312312212011911911911911711711711720202021202211511511511520232024地球環境への貢献を“SHINKA” (進化)GXリーグとは、GX(グリーントランスフォーメーション)に積極的に取り組む企業が、行政・大学・金融機関等と協力し、経済社会システム全体の変革のための議論と新たな市場の創造のための実践を行う場として設立されたものです。CDPスコアとは、国際的な環境非営利団体CDPが気候変動、森林、水資源に対する企業の環境情報開示と取り組みを評価する指標です。CDPスコア用水使用量・ 2050年のカーボンニュートラルを目指す「三菱製紙グループ環境ビジョン2050」を策定しています。・ 2030年までにエネルギー起源CO₂国内排出量を2013年度比で40%削減し568千t以下を目指します。・ 「2030年度CO₂削減タスクフォース」を立ち上げました。・ SCOPE1+2のCO₂を含む2024年度温室効果ガス国内排出量は800千tです。2030年度までに2013年度比で36%削減し681千t以下を目指します。・ サプライチェーンを含めたCO₂削減については、SCOPE3の算定方法を継続調査し、今後の開示について検討を進めていきます。・ 2024年度の工業用水取水量は115百万tです。工程内の水リサイクル(水の循環利用)などを進め、有効利用に取り組んでまいります。尚、各工場には排水処理施設を設置し、工場内で使用した水は法律で定められた基準に基づききれいな状態にした上、放流することで地域に還しています。水質保全にも努め、基準を遵守し、その地域の環境保全に努めています。・ 東北地方を中心に約2千haの森林を保有しています。積極的な北東北産の木材使用により国内材自給率向上と森林保全に今後とも継続して努めます。用水使用量と排水量の推移(百万t)単位:kg /年(ダイオキシンのみmg-TEQ /年)排出量水域政令No.800 1キシレン12716,400 3,300 2クロロホルム0 3シクロヘキシルアミン15442,2-ジプロモ-2-シアノアセトアミド210619 2435ダイオキシン類6トリエチルアミン2773007トルエン4058ホウ素およびその化合物4119ホルムアルデヒド43810メチルナフタレン111,3-ジクロロ-2-プロパノール49812ブチルセロソルブ59413塩素酸並びにそのカリウム塩およびナトリウム塩59814ジエチレングリコールモノブチルエーテル62715ジメチル(1-フェニルエチル)ベンゼン65368216メラミン17N-メチル-2-ピロリドン746大気510 0 0 用水使用量排水量(年度)指標と目標参考サイトはこちら2024年度実績気候変動:C森林:C水資源:D目標気候変動:B森林:B水資源:CPRTR対象物質の排出移動量No.PRTR第一種指定化学物質名移動量埋立0 0 0 0 0.00 21.33 15.00 0 1,700 0 0 0 6,320 0 0 0 1 0 18 0 0 380 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2,600 0 0 0 0 2 0 0 20 0 0 0 0 0 下水道事業所外370 0 0 70 0.00 26.00 0 0 0 2,440 91 74 0 1,202 0 0 0 0 0 5,900 0 0 0 0 0 0 1 0 0 8 水使用量の削減  当社グループは、「用水使用量を対前年比1%削減」を目標に掲げ、工程内で使用する水のリサイクルを進め、有効活用に取り組みます。これにより、熱や電力エネルギーなどの消費を抑制し、CO₂削減を図ります。また、使用後の水は適切な排水処理を行い、環境保全に努めます。化学物質管理 当社グループは、サプライチェーン全体の化学物質を管理し製品の安全性を確保するため、『化学物質管理指針』と『化学物質管理指針運用規則』を定めています。これに基づき、各工場や製造子会社で化学物質の管理・取り扱いを行い、また『三菱製紙グループグリーン調達基準および要領』によるグリーン調達を推進し、化学物質による環境リスク低減を図っています。TCFD

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