三菱製紙 統合報告書2025
57/96

57三菱製紙の人財育成体系年次有給休暇取得率推移取り組み事例2020年2021年2022年2023年2024年全産業56.3%56.6%58.3%62.1%65.3%当社75.3%80.6%88.0%87.5%92.5%•ストレスチェックの実施•外部EAP(社員支援プログラム)の活用•インフルエンザワクチンの費用補助•婦人科がん検診の補助•ウォーキングキャンペーン実施(健康保持増進)新任管理職課長コンプライアンス研修人事考課者研修職場環境改善によるワークエンゲージメント向上マネジメント力強化キャリア開発スキルアップコンプライアンス遵守風土とインクルージョン意識の醸成人財育成を支える基盤新入社員/若手社員中堅社員主任職研修新任管理職研修課長研修部長研修/幹部候補研修新入社員研修/若手研修ジョブローテーション、OJT通信教育補助、リスキリング女性リーダー研修コンプライアンス推進リーダー等による人権理念発信による職場風土醸成成果、取り組み、能力によって公正に評価し、成長を引き出す人事制度安全、健康最優先の取り組み、働き方改革による心身の健康増進部長●労働組合との共同での定期的な制度点検 労働組合と定期的に専門委員会を開催し、賃金、年次有給休暇取得状況、労働時間実態、再雇用状況、ワークライフバランス関係等の人事諸制度について点検しており、より良い制度作りのために労使で議論をしています。●働き方改革 従業員一人ひとりのライフスタイルに寄り添った柔軟な働き方を推進するため、自由度の高いコアタイム無しのスーパーフレックス制度を導入しました。在宅勤務制度と合わせて活用されており、ワークライフバランスの充実や通勤混雑のストレス緩和が図られ、生産性の向上にも寄与しています。 また、本社ではフリーアドレスの導入により、目的や状況に合わせて臨機応変に働く職場を選択できるようになり、業務効率化やコミュニケーションの活性化が進んでいます。社内打ち合わせの効率化推進にも取り組んでおり、会議体の運用見直しによる会議時間の短縮を図り、総労働時間の削減につなげています。●健康経営 「従業員の心身の健康が企業活力の源である」との認識に基づき、健康保険組合との協働(コラボヘルス)により、従業員の健康維持向上に経営として取り組むことを宣言しています。さらに、その活動を三菱製紙グループ全体と従業員の家族に広げ、ワークライフバランスの実現、生産性の向上、活力ある職場作りなどを総合的に推進します。●自己啓発・スキルアップ 従業員のスキル向上とスキル活用によるモチベーション向上のため、資格手当の拡充、通信教育制度の補助金支給、ビジネススキル講座受講(リスキリング)、英会話補助制度など、自己啓発の充実を図っています。また、業務遂行スキル向上のための外部講習への参加も推進しています。企業価値向上に向けた人財の確保と育成 ●階層別教育 経営理念、経営目標を達成するための人財を育成するために、新人から幹部候補まで階層別教育を実施しています。 階層別教育は、社内研修に加えて外部機関も活用して段階的にマネジメントスキルを高めることを目指しています。また、階層別研修やコンプライアンス研修を通じて、コンプライアンス、インテグリティ重視の職場風土の醸成を図っています。●人事異動・ローテーションの積極化 当社では、早い段階から責任ある仕事を任せていくとともに、人事異動・ローテーションを積極化しています。そのなかで、欧米やアジアに有する拠点に人財を派遣することにより、異文化でのコミュニケーションやグローバルなマネジメント感覚を持つ人財も育成しています。

元のページ  ../index.html#57

このブックを見る