三菱製紙 統合報告書2025
58/96

582020202120222023ガバナンス・人的資本経営を“SHINKA”(浸化)/人的資本経営1. 過去の死亡、重篤災害で実施した対策の点検2. 安全活動の活性化3. 『設備の本質安全化』『危険の見える化・DX化』   『熱中症対策』の推進 本社と工場の安全担当部門が一体となり安全活動を推進し、積極的に現場へ出向き、現場での安全点検や 指導などを通じて、類似災害の防止と安全活動の改善・活性化を図ります。健康管理ルール順守 • 定期健康診断での有所見者に対する二次健診および特定保健指導の勧奨2) 職場衛生環境の改善整備 • 職場巡視(パトロール)による点検と指摘箇所の改善死亡・重篤災害件数労働災害度数率の減少2020年(1.95)対比50%削減(2030年)0件死亡・重篤災害件数0件会・臨時業者の安全を確保しよう!」労働災害度数率1.01(年)三菱製紙日本製紙連合会20242024年安全成績労働災害度数率(本体+協力会)2.52.01.51.00.50.0目標実績基本方針…「 安全と健康を最優先に考える」基本理念のもと、三菱製紙グループの災害ゼロを目指すスローガン…「 決めたルールを守り守らせ、従業員・協力重点目標…「 死亡・重篤災害ゼロ、災害度数率0.65以下の達成」(重篤災害:生命の危機につながる状態)労働災害度数率(安全成績) 三菱製紙グループ(協力会含)の労働災害度数率は、 2019年~2023年まで1.14~1.95で推移しましたが、2024年は1.01(日本製紙連合会 労働災害度数率:2.09)となり、2019年以降で最良の安全成績となりました。2024年三菱製紙グループ安全衛生推進計画 三菱製紙グループで働く全ての従業員が、決めたルールを守り守らせ、安全意識と危険感受性向上の取り組みを進めます。また、各事業部、各事業所のトップと本社安全衛生担当部門が連携し、設備の本質安全化や安全指針の策定等を進め、製紙業界トップレベルの安全成績を達成します。さらに、現場で、現物をもとに、現実を、作業内容ごとに確認する「三現主義」のもと、作業現場でのヒヤリハットやKYTを習慣化し、安全活動を活性化します。労働災害防止への重点取り組み 作業時の安全確保を自ら考える安全文化の構築、危険の見える化を推進する風土醸成に向けて、以下の3点を重点取り組みとして活動します。心とからだの健康保持増進 心身の健康を守るため、過重労働の防止に向けて、長時間労働の管理基準を設定して管理を強化しています。1) 心身の健康管理 • 管理職を含む全従業員の長時間労働防止および 労働安全衛生の取り組み安全最優先の徹底  三菱製紙グループの事業活動に携わるすべての人の安全と健康を最優先に考え、安心して働ける災害のない職場環境を実現することを目的に、「安全と健康を最優先に考える」を基本理念とする「安全衛生推進計画」を策定し、安全衛生の取り組みを進めています。

元のページ  ../index.html#58

このブックを見る