三菱製紙 統合報告書2025
76/96

⓫⓬⓭❿❾❽❶❼❷❸❹❻❺評価(影響×頻度)大小76ガバナンス・人的資本経営を“SHINKA”(浸化)/ガバナンスリスクアセスメント特定▶経営環境変動のリスク 経営会議▶法令違反のリスク   コンプライアンス委員会▶安全衛生のリスク   安全衛生委員会▶製品安全のリスク   製品安全対策委員会▶環境のリスク     環境保全委員会リスクマネジメントは次の継続的なプロセスに従って進めています。(1)リスクアセスメント(特定・分析・評価) ① 特定:事業活動に伴うリスクを広い視点から洗い出し、特定する。 ② 分析:特定したリスクの性質、当社グループへの影響の程度、発生可能性を検討・分析する。 ③ 評価:分析の結果から重要性を判断し、優先順位を決定する。 各部署が特定したリスクおよび対応策はリスク管理表として取り纏め、リスクマネジメント委員会での審議を経たうえで実行に移され、同委員会における定期的な進捗の確認、結果のレビューにより全社的なリスクマネジメントの実効性向上を図っています。(2)リスク対応  管理対象となったリスクの対応策(回避策、可能性低減策、顕在化時の対応策)を立案し、実行する。(3)モニタリングとレビュー  リスク対応の状況・進捗・効果を確認し、取り組みの評価・課題を明確化する。(4)改善  レビューの結果(評価・課題)は、リスクアセスメントおよびリスク対応の段階にフィードバックし継続的な改善を図る。外部環境因によるリスク分析評価リスクマネジメント委員会業務遂行上のリスクリスク対応立案実行リスク情報の開示有価証券報告書国内需要の減少、市況価格の下落  原材料価格の上昇設備投資  為替変動  金利の上昇  災害新規感染症拡大  法規制、訴訟 モニタリングとレビュー突発事象によるリスク改善需要構造の変化人財マーケットのタイト化国際情勢の変化、動乱サプライヤー事情による調達環境の変化金融情勢(為替、金利等)の変化景気変動の影響行政スタンスの変化コンプライアンス違反操業トラブル製造物責任感染症のパンデミック大規模地震、水害等の自然災害サイバー攻撃によるシステム不全リスクマネジメント体制リスクマップリスクマネジメント サステナビリティ推進体制のもと、リスクマネジメント委員会およびリスク統括部がグループ全体のリスクマネジメントを統括しています。各部署では、関連リスクに対応するための諸規則・マニュアルの整備、事前予防体制の構築と訓練、問題発生時の再発防止策の策定など、様々なリスク管理および、その強化策に取り組んでいます。

元のページ  ../index.html#76

このブックを見る