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感熱紙の基紙は、主に上質紙が使用されています(一部、フィルムや布なども用いられる例もあります)。
この基紙に塗布する材料として、ロイコ染料、染料を発色させる顕色剤、基紙と塗布剤を接着させるバインダー、発色スピードを向上させる増感剤、発色後の画像を安定させる安定剤等が使われています。その他、銘柄によって異なる性能を引き出す為の添加剤、助剤などが適宜添加されることもあります。更に耐スクラッチ性等を高める為にオーバーコートなどが施される場合もあります。

 
 
 
 
感熱紙に接触したサーマルヘッドに電気信号が流れると加熱体部が発熱します。発熱したヘッドが接触している感熱紙の発色層において、常温ではそれぞれ固体であるロイコ染料と顕色剤が、熱エネルギーを受けて溶融・接触することで化学反応が起こり発色します。
 

 

 
感熱紙は非常に優れた情報記録用紙ですが、ご使用される環境や方法により印字された文字或いは画像などが、変色若しくは褪色、消色してしまうことがあります。
例えば、
 
溶剤や、可塑剤を含むもの(ラップフィルムのようなものや、皮革製の財布・書類入れといったようなもの)、水分、油脂類などが接触してしまうようなケース
高温、或いは高湿といった環境下に晒されるようなケース
直射日光、或いは蛍光灯などといった光源などに晒されるようなケース
その他、ハンドクリームに接触したり、レシート上への捺印などがされたりするケース などが、挙げられます。
 
上記のような諸条件に晒されない環境下で保管頂けますと、印字情報の変色・褪色や消色などを、かなりの程度まで防ぐことが可能です。
一方で、保存性を向上させた感熱紙製品もラインナップしておりますので、用途・目的等に応じて、こちらをお選び頂くことも出来ます。

 

 
保存性向上品のほか、印刷適性、耐水性、耐油性、耐光性、耐熱性、耐可塑剤性を備えたものなど、様々なラインナップがございますので、用途・目的に応じてお選び頂けます。
 
 
 
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