紙の原料となる木が育つ森を守ることが必要です。そこで生まれたのが「FSC森林認証」というものです。
三菱製紙は日本の製紙メーカーでいち早くチリの植林地でこの制度を取り入れて紙をつくりました。

●生長した分だけ木を切る
●森で生活する人たちの豊かさを守る
●その土地の法律を守る

などに気をつけながら育てた森林からの木材を使用してできた紙のことです。
この紙を使うことは、森林を守ることに役立つため、未来につながる紙づくりに貢献することができます。

   
FSC森林認証について
   
紙は再生可能な材料と言われており、(1)使用後の紙が古紙として回収され再び紙に戻る循環と、(2)紙を焼却した際に生じるCO2が森林で吸収され木材になり紙に戻る循環の2つから成り立っています。古紙の利用は大切ですが、紙の繊維は再生処理される毎に弱くなるため、新しい木材繊維を補う必要があります。その際、木材繊維は適切な管理(成長量に見合った伐採、生態系への配慮等)が行われている森林から採取されることが必要です。森林認証は持続可能な森林経営を第三者が評価・認証する制度です。2002年10月にチリ植林地でFSC森林認証を取得すると共に、工場と販売部門で加工流通過程の管理(CoC)認証を取得しました。植林地では毎年の監査を通じて森林管理のレベルアップを図っています。最近の監査では、伐採上限面積の明確化、水質・土壌の調査、山林作業の緊急時対策などが求められ、対応しました。
<土砂流出防止柵の設置>
 
<土砂流出防止柵の設置>
森林認証紙の特徴は、(1)適切な森林管理を支援する手段、(2)原料から製品までの来歴が明らか、(3)品質と環境配慮を両立させた紙、(4)品質は一般の紙と同じといったことです。販売当初は、森林認証そのものが知られていなかったため、認証紙の説明に先立ち、FSC森林認証制度や企業での認証紙の活用方法を説明することから始めました。その後、認証製品を積極的に開発して扱ってゆくグループ(WWF山笑会)が発足し、企業や消費者に対して森林認証制度のPRが進みました。地球環境や森林保護に対する関心や古紙以外の環境配慮商品を求める潜在的なニーズも追い風でした。環境報告書や企業パンフレットに森林認証紙を採用する企業が増加し、それを受けて印刷会社や紙流通企業でのCoC認証取得が増えつつあります。
 
CoC新規格について
   
認証製品の生産・普及を容易にするためにCoC認証が変わりました。従来は認証材を30%以上含む製品にFSCマークが付けられましたが、新規格(クレジット方式)では使用した認証材に相当する量の製品にFSCマークを付けることが出来ます。この際、認証材以外の木材原料についても厳しく管理することが求められています。
当社では、認証材以外の使用木材についても、社会や環境面で問題のある材が混入しないように管理する体制を整えました。FSC森林認証紙は、使用する全ての木材がFSCの規格に沿って管理されています。また、それに伴って、「森林資源の保護・育成と木材調達および製品の考え方」を下記のように改訂しました。
 
     
 
<森林資源の保護・育成と木材調達および製品の考え方>
2001年に改訂した環境憲章の行動指針において、森林資源の保護・育成を(1)植林事業の推進、(2)森林認証の取得、(3)植林木利用の拡大の3点を中心に推進することを掲げています。これらを踏まえ木材調達および製品について以下のように考えています。

1.

現地の法律や規則を遵守して生産されていることを確認の上、木材を調達します。
2. 高い保全価値を持ち、その価値が脅かされている森林からの木材を調達しません。
3. 伝統を守る権利または市民権が侵害されている森林からの木材を調達しません。
4. 遺伝子組み換えによる樹木からの木材を調達しません。
5. 植林木、来歴や環境配慮が明確な二次林材、あるいは再利用材を調達します。
6. 適切に管理された森林からの木材(FSC認証材)の調達を進めます。
7. FSC森林認証製品の積極的な開発・販売を通して、適切な森林管理および信頼のおける森林認証制度の普及を推進します。
2005年6月1日
 
     
 
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