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研究開発領域/内容(印刷版/電子材料)

印刷版

三菱製紙は世界に先駆け、CTP(Computer to Plate)システム「シルバーディジプレート®」を開発しました。さらにその開発で培われた印刷関連技術を基にして、新しい印刷版を研究開発しています。

CTPの草分けシルバーディジプレート®

DTRとはDiffusion Transfer Reversal Processのことでハロゲン化銀写真感光材科に応用されている特長ある技術の一つです。三菱製紙はこのDTR技術を柱に感光層の高感度化技術、優れたインキ受理性を得るためのナノ粒子形成技術に加え、印刷版表面を親水化するための超親水性ポリマー技術(HHP:Hyper-Hydrophilic Polymer technology)や、印刷版表面の粗さを最適化する技術(DWE:Double Wave Effect technology)を開発し、これらを組み合わせることでCTPの草分け的存在であるシルバーディジプレート®を開発しました。

シルバーディジプレート®システム

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環境に優しい塗布現像方式

三菱製紙では必要最小限の現像液を塗布することで現像処理する「塗布現像方式」を世界で初めて実用化しました。この方式の採用により、従来の浸漬方式に比べて廃液量を1/3に低減することに成功しました。

さらに環境に優しいCTP-Thermal Digiplate® (TDP)

三菱製紙では、より進んだ環境対応CTPとして現像処理液や廃棄物の出ないパーフェクトプロセスレスシステムの技術を開発しました。このTDPシステムはシルバーディジプレートの印刷適性技術と感熱紙の画像形成技術を高度に融合させたユニークなシステムで、版材以外の廃棄物が発生しません。このコンセプトから、環境保護印刷推進協議会より「クリオネマーク」の最高ランクに決定されました。

サーマルディジプレート®システム

新聞用アルミベースCTP印刷版PD-News®

三菱製紙では銀塩写真感光材料で培った合成技術を応用し、高感度で現像安定性に優れるフォトポリマー技術を開発し、「PD-News®」の商品化に成功しました。「PD-News®」は従来のサーマルCTP版と違い現像処理前のプレヒート処理やプレ水洗処理を必理としないため、二酸化炭素排出量が少なく、かつ信頼性の高いシステムとなっています。

新聞用アルミベースCTP印刷版:PD-News®

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電子材料

紙加工分野/銀塩感光材料分野で培ってきた諸技術を発展させ、電子基板業界のお客様のニーズに応えるユニークな商品群の開発を行っています

高密度プリント配線基板技術

薄型TVやモバイル端末はますます高機能化が進んでいます。それを支えているのが高密度に部品を実装することのできる高密度プリント配線基盤の技術です。三菱製紙では、独創的なレジスト/エッチングシステムにより、高密度な配線パターンを実現する技術を開発しました。

プリント基板接合テープ

プリント基板はたくさんの工程を経て製造されますが、従来の製法ではプリント基板を一枚一枚処理するので効率が良くありませんでした。三菱製紙はこれを解決するプリント基板用テープを開発しました。プリント基板を連桔して処理することで、生産安定性・品質改善に貢献します。三菱製紙のプリント基板接合テープは、高い接続信頼性・耐薬品性に加えて導電接続を可能としました。また、最終レジスト剥離工程でテープ自体が剥離し、基板を切リ分ける労力がいらないというユニークなタイプも取りそろえています。

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SF導電性銀パターンフィルム

ディスプレーの電極・電磁波シールドディスプレー・タッチパネルなど透明な基材の上に目に見えないように配線パターンを描く需要が近年高まっています。ところが、基材上に大面積にわたって数十μmの導電パターンを安定して描くということは、単純なようですが実は結構困難なことなのです。三菱製紙は長年写真で培ってきたDTR技術を用い、この問題を解決しました。三菱製紙はこの技術を用いて、他社と共同でいろいろな製品群の実現を目指しています。三菱ガス化学株式会社とは高度道路交通システム(ITS)向けの狭域無線通信(DSRC)用の通信環境改善性と視認性を両立させた透明電波吸収体、耐候性・耐衝撃性に優れた電磁波シールド材を、また藤森工業株式会社とはプラズマテレビ用電磁波シールドフィルム・ディスプレー用透明表示電極・ガラス用ヒーター・タッチパネルへの応用展開を図っています。

導電性パターンフィルム製造工程図と製品応用例:電波吸収体

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