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研究開発領域/内容(機能材料)

フィルター/ナノワイパー®/セパレーター

きれいな空気、きれいな地球を作り出すフィルター、ミクロの汚れを落とすナノワイパー®、新しい電子部材に必要なセパレーター。三菱製紙は不織布にさまざまな付加価値をつけて新商品の開発に取り組んでいます。

三菱製紙のフィルター

きれいな空気、きれいな地球をテーマにして商品開発に取り組んでいます。
三菱製紙独自の技術を駆使し、光触媒シートや全熱交換用紙を開発。空気清浄機や全熱交換器などに搭載されています。家電から住宅・車両・オフィスなど私達の身の回りで幅広く使われています。

光触媒シート

光触媒に紫外線が当たると有機物を分解する特徴を生かし、脱臭・抗菌・防汚※などの機能材料に応用します。光触媒としては酸化チタンが通常用いられます。光触媒を無機系吸着剤と複合してシート基材に担持する三菱製紙独自の技術により、有機繊維からなるシート基材と光触媒との接触を抑制し、耐久性に優れた画期的な光触媒シートを開発しました。

※防汚とは、対象の表面(例えば微少な有機物)を光触媒の作用で変化させ、表面の親水性を変化させることで汚れの付着をさせにくくする技術

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全熱交換用紙

全熱交換エレメントとは、暖房あるいは冷房された室内のエネルギーをできるだけ失わずに新鮮な空気を取り込むことができるエネルギー回収型の機能性フィルターです。エレメントを構成する全熱交換用紙は、熱と水蒸気を選択的に透過し、二酸化炭素などのガスを遮蔽しやすい構造の用紙です。三菱製紙独自の薄葉紙製造技術でパルプ繊維を膜のように漉き上げた用紙を活用しています。

液体フィルター用濾材

支持体層と濾過層の二重構造となっておリ、ダストの捕集性に優れるだけでなく、圧力損失が低いと言った性能を有しています。主に、放電加工機用フィルター濾材として使用されます。

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ナノワイパー®

特殊な製法でフィブリル化した繊維を利用したシートです。ナノサイズ(10億分の1メートル)の繊維が汚れの拭き取りに高い効果を示します。

セパレーター

これまで培ってきた不織布の抄紙技術を駆使して、薄さと高強度・高耐熱・高保液性が要求されるバッテリー・コンデンサー・電気二重層キャパシタのセパレーター(正極と負極を隔てる部材)の開発を行っています。

アルミ個体コンデンサ用セパレータと電機二重層キャパシタ用セパレーターの仕組み

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蓄熱カプセル/デシカント空調/太陽電池

マイクロカプセル技術から発展した蓄熱カプセル、抄紙技術を応用したデシカント空調、色素合成技術から生み出された太陽電池。
三菱製紙はこれまで培ってきた技術を発展させ一歩先を行く新商品の開発に取り組んでいます。

蓄熱マイクロカプセル

申込書や伝票に使われるノンカーボン複写紙は、筆圧で染料を包含したマイクロカプセルを潰すと、放出された染料が顕色剤と反応して発色する仕組みになっており、三菱製紙のロングセラー商品となっています。
このカプセル技術を応用して、染料と顕色剤の代わりに有機系の蓄熱剤を包含した蓄熱マイクロカプセルを商品化しました。カプセル内で蓄熱剤が融解と凝固を繰り返し、潜熱を蓄放熱します。蓄熟マイクロカプセルで加工した衣類は、この蓄熱の効果により衣服内温度が変化しにくく、環境温度が大きく変化しても快適な着心地を維持することが可能になります。
蓄熱マイクロカプセルは、水に分散させた液状のほか、粉体状・ペレット状もあり、紙やフィルムに塗布したり、繊維製品に含浸させたり、樹脂やコンクリートに練り込むなどの加工をすることが可能です。

デシカント空調

製紙会社として得意とする抄紙技術を活用することにより、特殊吸着剤を用いた除湿ローターを作ることに成功し、消費電力の少ないデシカント空調機のフィルター部材として商品化しています。ローターの再生温度が低いため、従来のデシカント空調機に比較してランニングコストが低いという利点があり、環境に優しい空調設備として大型店舗等で活躍しています。

太陽電池

写真感光材料で培った合成技術を応用して、高い光電変換効率を持った実用レベルの色素増感型太陽電池用色素の開発に成功しました。色素増感型太陽電池は、色素を付けた酸化チタン層と電解液を電極の間に封入した構造を取っています。現行のシリコン型太陽電池と比較して、製造時に高真空、高温が不要なため製造コストが大幅に削減されることや大面積フィルム化が可能であるなどのメリットがあります。三菱製紙は色素合成技術をコアとして関連材料の開発を含めた市場開拓を進めています。

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