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> 「FSC森林認証紙について」認証製品の管理システム
□COC認証について
認証製品の生産・普及を容易にするために、FSC/COC認証の規格が以下のように改定されました。
(FSC-STD-40-004 Version2-1)
認証取得事業者はいずれかの管理システムにて管理することとなります。
尚、三菱製紙ではクレジットシステムで管理しております。
◎FSC認証製品の管理システムと対象事業者
管理システム
製紙会社
紙流通
印刷会社
◆トランスファーシステム
○
○
◆パーセンテージシステム
○
※
○
◆クレジットシステム
○
※※紙流通業者において貼り合わせなどの加工を行う場合は、パーセンテージシステムの適用となります。
◆トランスファーシステム
紙流通会社 :加工を伴わない用紙、紙完成品を流通する場合
印刷会社 : 認証紙を100%使用した印刷物の作製する場合
◆パーセンテージシステム
製紙会社 : 認証材を70%以上配合して認証紙を生産する場合
印刷会社 : 認証紙を70%以上使用して印刷物を作製する場合
◆クレジットシステム
従来は、認証材を30%以上含む製品にFSCのロゴマークを付けましたが、クレジットシステムでは、使用した認証材に相当する量の製品にFSCマークを付けることになりました。
この規格では、認証材以外の部分についても、従来より厳しく社会や環境への配慮を求められています。 したがって、使用されている木材原料の全てがFSCの規格の下に管理されていることになります。
◎FSC森林認証紙が適正に生産されていることの確認について
【FSC認証機関による年次監査の概要】
三菱製紙の認証製品はクレジット方式で生産しています。
この方式ではFSC認証材に見合った量の製品をFSC認証紙として販売することができます。このため、毎年の監査では次の事項が評価・確認されています。
(1)製品に使用した認証材量と販売した製品量が適正かどうか。
(2)非認証材は、以下項目を確認した管理木材であること。
・伝統的/市民権が侵されている地域の材
・高保護価値森林からの材
・遺伝子組み換え材
・違法伐採材
・他用途に転換された天然林材
→2014年までの年次監査で、毎年適正に生産されていることが確認されています。
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