1. ホーム
  2. 調査・研究
  3. 成長量調査
成長量

◎先生・指導者向けのページです。小学生の方はキッズコーナーをごらんください。

樹木の生長量として、立木の樹種と胸高直径を2010年より調査・記録してきました。
標準地(20m×20m)は、間伐・下刈りした森(2ヶ所)、未間伐・下刈りしていない森(2010年2ヶ所、2012年より3ヶ所)を定めました。

成長量調査マップ

アカマツの胸高直径の推移を見ると、測定開始した順調に増加傾向が判ります。
生長量は、間伐地で2cm程度、未間伐地で1cm程度と、間伐地の方が生長が良好である事が確認されました。

成長量調査1

間伐地(K-1・K-2)と未間伐地(M-1・M-2・M-3)を比較した結果、分散(バラツキ)及び平均値に有意差(5%検定)があることが判りました。
尚、比較や検定に際しては、現存木のデータのみを使用しました。

成長量調査2

樹種の構成を見ると、植林したアカマツの本数は減少しているが、
雑木(広葉樹)の種類と本数が大幅に増加しています。
これは、植林したアカマツが50年以上経過し、ツタ絡みや風等により倒木して減少したためと思われます。

成長量調査3
Copyright(C)2018 Mitsubishi Paper Mills Ltd., All Rights Reserved.