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研究開発

研究開発への取り組み

研究開発が目指すもの

 当社は1898年の創業以来、進取の気風と技術重視の社風で新しい分野に取り組み、当初の印刷用紙のみならず、情報用紙・インクジェット用紙・特殊機能紙・写真印画紙、さらに電子材料・CTP印刷版や印刷製版機材までを事業とする、技術分野の広いユニークな製紙会社に成長し、特に印刷・出版・写真などの情報メディアの発展に貢献してまいりました。
 現在、情報社会はデジタル化により、紙媒体を必要としない構造への転換が急速に進んでいます。このような社会の変化に即応した既存事業の転換および新分野への挑戦が求められています。

社会に貢献する商品の開発、新分野への挑戦

 当社は、各研究センターを中心とする研究部門において既存分野の基盤技術強化、および新規分野の探索・開拓を積極的に行っております。
地球環境の保全と循環型社会の構築は、豊かな森林資源にその事業基盤を持つ製紙産業にとって何より重要な課題であり、商品開発を通して環境への配慮とより豊かな文化生活の両立を目指しています。
 紙パルプの原料である木材の新たな分野での有効活用、容器包装においてプラスチック削減に貢献する商品開発、環境にやさしい印刷用機材・システムの開発、カラー・デジタル社会に対応した有用な商品開発、および新たな機能性材料(エレクトロニクス・環境浄化・ヘルスケア/ライフサイエンス分野)の開発に取組んでいます。

持続可能社会、デジタル社会に向けての研究・商品開発